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Mahler Symphony No. 2 [Music]

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Vancouver Symphony Orchestraの音楽監督を18年間務めたBramwell Tovey氏の最後のコンサート。
豊かな演奏と共にBritish Englishで語る彼のユーモラスな解説を事ある毎に楽しんできたので、淋しい気分。それでも18年間も携わっていたのですね。お疲れさまです。

さて最後の曲目は
Jocelyn Morlock "O Rose" world premiere
Mahler Symphony No. 2

世界初演という曲を数多く紹介してきたTovey氏。これは次世代の作曲家達にとって大きな機会となっっています。
休憩をはさんでいよいよマーラー。初めて聴きます。演奏が始まる前に「楽章の途中では拍手をしないでください」とアナウンスがありましたが、さて、バンクーバーの観客達、どうなるか 笑。
5楽章から成る交響曲第2番。大編成のオーケストラに合唱、更にメゾソプラノ、ソプラノの独唱も加わり、演奏時間は70-80分に及ぶ超大作。

劇的な始まりによる1楽章、弦楽器の動きが美しい2楽章。そして軽やかな3楽章でホッと一息。何となく聞いたことのあるメロディもあり、ああ、これがマーラーだったのね、と気づいたり。
メゾソプラノの独唱で始まる4楽章は5分程。そして終楽章へ。

これが...長い。途中トイレに席を立つ人が数人、携帯も2件鳴り響き、あらら、と思っていると膝の上の私のバッグの隙間から何かが落ちてカランカラン、と物音が。Ouch!
心を落ち着けて演奏に集中しよう!始まったのは神秘的な合唱。思わず鳥肌が立ちそうな緊張感です。
「復活」とはキリストのことなのかな、いやでもマーラーはそうではないはず、と余計なことも頭を廻りながら演奏を楽しみました。

後で解説を読むと宗教よりも「生と死の輪廻」がテーマなのですね。それにしても長かった。
合唱に参加しているお友達は3日連続出演、おつかれさま~。
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Then Croissant [Food & wine]

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バンクーバーでは「クロワッサンの形をしたパン」ーつまりバターを使わず、普通のパン同様の生地でそれっぽく成型したもの- に良く出会うけれど、先週久しぶりに訪れたベーカリーで買ったのがまさにそれ。写真を撮るのを忘れてしまったけれど、巻が荒いというか、3層位にしか分かれていなく、乾いた味わいで何を食べているんだろう、と思いつつ噛んでいたのでした。

写真は東京The City BakeryのWhole wheat croissant.香ばしく焼き上げられた表面と、豊かなバターの風味が広がる中身とのマリアージュ。カナディアンサイズのコーヒーに慣れている私には少々足りない日本のサイズをゆっくりと飲みながらそれはそれは美味しく頂いたのでした。

クロワッサン巡り、まだまだ続きます 笑。
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Milk Lady of Bangalore [Books]

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「エレベーターで何を見たと思う?牛」

インド出身の著者Shoba Narayanはその後アメリカ、ニューヨーク・マンハッタンで人生の大半を過ごし、家族と共にインドへ戻ることを決意する。高層アパートに移動しエレベーターにで出くわしたのは牛。

宗教の影響が大きいインド暮らし、アメリカとは大きく異なるカルチャーの違いを一から学びなおすことになる。毎朝近所に搾りたての牛乳を売っている牛飼いSaralaとの出会いが彼女のインド生活を実り多きものにしていく。
Saralaとの日々のやりとりがとても面白い。生活の知恵、というか人生の知恵満載のSarala,それは学校で学ぶ知識とは全く異なるものなのに、うなずける部分が多いのです。

衛生問題を懸念して最初は購入を拒んでいたShoba、科学的根拠等々調べに調べてようやく購入を決意。その後は新鮮なミルクを使ってバター等も作ることを楽しむようになる。

著者の生活はSaralaに比べると雲泥の差。毎朝生花が届けられ、使用人が食事を作り、掃除をし、運転手がいるというもの。彼女との距離は程よく客観的な分析ともなっている。

インド出身作家による話にありがちな、やたらと多い登場人物と人間関係に混乱することもなく、テンポのよい流れを楽しみながら読み進めました。ところが後半は一気にトーンダウンしまったのは残念。

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Summer green [Vancouver Life]

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この数日は程よい気温のバンクーバー。少々寒い位の15度前後。雨も時折パラつき街の緑も一層みずみずしく輝いています。

湿度が少ない夏はとても過ごしやすいけれど、乾燥すると山火事の原因にも大きく影響するのです。キャンプファイヤーの残り火やマナーのない人のタバコのポイ捨てから発生、延々と燃え上がる炎を止められない夏がそこまで来ています。

今年は被害が最小限に止められるように。
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From 3 to 11 [Work]

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5月の終わりにオフィスが隣のビルに引越しました。人生初めて同じ職を10年務めた3Fからの眺め。Thank you for the opportunity.

隣の席の同僚Eちゃん、引越し前は「狭くなるし、前職者は全く掃除をしていなかったみたいで汚いし、大きな窓はなくなるし」とそれはそれは悲観的。一方、オフィスの引越し、転職と色々人生経験者としては「まあいいじゃない」と楽観的な私。そしていざ引越すと、個人スペースは狭くなったものの、レイアウト的に便利。今まで余り話す機会のなかった同僚達とも近くなり雰囲気も一層。Eちゃんも少々落ち着いた様子。

ラッキーなことにまたもや窓に面した席。窓際族という言葉がありましたね。笑。11Fからの眺め。
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1日1回11Fまで階段利用することを課してみましょう。結構いいトレーニングになるから。
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Phantom Thread [Movies]

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1950年代、ロンドンで姉と共にオートクチュールを営むデザイナーのReynold. ある日郊外のレストランでウェイトレスのAlmaを見初める。彼女にドレスを着せてみたらどうなるか...2人の関係が始まる。

「Phantom Thread」。Raynoldの異様ともいえる完璧主義、ドレスにかける情熱をDaniel Day-Lewisが怖い位に熱演。ひょんなことから田舎娘からモデルへと転身するAlma。でも中身は急激には変えられないというジレンマに陥り、その挙句取った行動とは。

映像の美しさと共に、流れる音楽、食器の触れ合う音、等々「音」が物語の展開の重要なカギを握っているのです。ラブロマンスと言ってよいのかどうか、不思議な世界にのめりこんでしまいました。

あとは観てのお楽しみ。
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Life is journey [Others]

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今朝飛び込んできたニュース、Anthony Bourdainの自殺。
世界中のカルチャーと食を紹介するCNN"Parts Unknown"は彼のための番組と言ってもいいほど。同番組収録中のフランスにて命を絶ってしまったのです。毎週日曜の夜を楽しみにしていたので、親しい友人を失ってしまったような悲しみ。

オバマ元大統領とベトナムを訪れ、庶民的なレストランでテーブルを共にし、また日本にも訪れ、沖縄元市長と食事を共にし、SMクラブの紹介をしたり、と観光ガイドとは異なる視点で元シェフの彼が食を共にすることから各地の文化を紹介していく番組はとても興味深いものでした。

何が彼を自殺まで追い込んだのか? ストレス、憂鬱病、等様々な要因はあるけれど命は絶たないでほしかった。

"If I'm an advocate for anything, it's to move. As far as you can, as much as you can. Across the ocean, or simply across the river. Walk in someone else's shoes or at least eat their food."

僕が何か提案できるとしたら「動く」ということ。できる限り遠くへ、できるだけ多く。
海を渡り、あるいはただ川を越えるだけでもいい。彼等と同じ立場に身を置いてみる、または彼等の食べ物を食べてみること。
Anthony Bourdain
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2018 Tokyo (15) [2018 Tokyo]

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毎回日本に帰る度に気づきと発見があります。

都バスに乗ってきた小学生の男の子たち。制服を着ているので私立学校に通っているのでしょう。会話もちょっと賢く面白く。
「自業自得っていうのは悪いことをしたら自分に跳ね返ってくる、ってことなんだよ」
「えっ? 自動自得?」
「ハハハ」 

「ねぇねぇ、貴様って呼ばれるのとおきさき様って呼ばれるのと、どっちが好き?」
「うーん、おきさき様かな」
「じゃあお前は女なんだよ」
「ハハハ」

どちらもかなりポイントをついていて思わずくくっと笑ってしまいました。

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とあるデパートのコスメ売り場のディスプレイ。キャンディのような華やかさにひかれて写真を撮っていると「すみません、写真はお断りしているのです」とやんわりと注意されてしまいました。
どこかの国の観光客になってしまった自分がいたのです。

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これは何でしょう? 美術館ショップで見つけたChips。その名の通りポテトチップスの形をした靴ベラ。これはコンソメ味ヴァージョン。ダーリンへのお土産に。

そして気になったことをいくつか。
まずは「おしぼり」。スターバックスでもカフェでも必ず渡されるパックされたおしぼり。必要な人のみがペーパーナプキンを利用するシステムに変えればゴミも削減できるでしょう。

プラスチックバッグ(ポリバッグ)の多さ。
たった1本のペットボトルを購入しても、すかさずポリバッグに入れてしまう日本の習慣。要らないモノは削除するべきでしょう。でも慣習を離れることは少し勇気がいるでしょうね。

そして自分自身への発見。
以前当たり前にしていた習慣を忘れていることにハッとしてしまったのです。
和食レストランでランチをとっている際、湯呑を片手で持ち、お茶を飲んでいると目に入った正面の女性の仕草、片手を湯呑の底に添えているのです。あっ、と気づいた時は既に遅し。
更に隣の女性達は割りばしの紙包みで箸置きを作っていたのですが、私は何もせず。ああ、以前はまず箸置きを作っていたっけ。

日本人の仕草を忘れつつある自分に愕然。そしてそれは無くてもよい習慣であると客観的に思える自分もいるのです。

色々な人達との会話の中から、この先自分はどう生きようかと改めて考えるきっかけにもなりました。
日々感謝を忘れずにゆるやかに前進していきたいと思います。
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2018 Tokyo (14) [2018 Tokyo]

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東京最後のディナーは銀座で。「カジュアルでワインを楽しめる場所がいいな」とお願いしたところグルメな友人が予約してくれた「パリのワイン食堂」。予約時間よりも早く到着した私達でしたが、快くテーブルに案内されました。

「本日のおすすめ、ワカサギのから揚げです」とセールスもぬかりなく。美味しそうだったので注文
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スパークリングワインから始まるディナー。お料理も次々と運ばれてきました。夏らしく真鯛のカルパッチョ。
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豚のロースト。彼女はカナダ産オマール海老。
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オペラ、歌舞伎、映画、美術鑑賞と興味が似ているので話は尽きません。そして東京の変化を日々体感している彼女との会話はとても刺激的。

忙しいところ時間を作ってくれてありがとう。また会う日を楽しみに♪
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レター教室 [Books]

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日本の文庫本はポケットにそっと入るほどの大きさ。手のひらサイズとも言えるその大きさの中身の深さに泣き笑い。人生をがらりと変える程の言葉にであることもある。

三島由紀夫「レター教室」。帰路の成田空港への車内であっという間に読み終えてしまいました。この人こんなに面白い作品を書いていたとは!

年齢や職業の違う男女5人が織りなす手紙のやりとり。内容はもちろんのこと、文章の長さや文字の美しさ(汚さ)からも背景が面白いように見え隠れするのです。直接対話ではない間接対話の凄み。
誰が送信しても同じ印象となるテキストメッセージとは大いに異なる約50年前の人々新鮮な印象で飛び込んできます。

人物紹介からして大笑い。元美人の英語塾の経営者ママ子、有名なデザイナー、つつけばピチピチと音がしそうな20歳のOL、演出家を目指す青年、まるまる太った貧乏学生(OLの従弟)。

女性は年齢に関係なく策略家。男女の辛みに話題は事欠かない。直接会って話せばよいのに「同性への愛の告白」や「肉体的な愛の申し込み」はたまた「心中を誘う手紙」まであるのだから。

中年のおばさんとなるのを恐れているママ子さんが妙に近しく思える。私も加わるとすればこんな自己紹介で。
那須賀ママ代 50歳 
ママ子とは「便りのないのは良い便り」間隔の付き合い。自称ワイン好きだけれど飲んだそばから銘柄を忘れる。インド出身のボーイフレンドと暮らしているので自宅料理はほぼ毎日カレー。ニッと笑うと前歯が黄色く輝いているのを本人は気づいていない。ママ子とトビ夫の仲を秘かに応援している。

さて、まずは誰に手紙を送りましょうか。
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