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Loving Vincent [Movies]

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100人以上の画家達が取り組んだ映画"Loving Vincent". 炎の画家Van Goghの狂おしい筆遣いの世界に飛び込んでしまったような画像が目の前に。

自殺する6週間前に「この上なく穏やかな気分」だと綴ったVincent。何故死に至ってしまったのか?
見覚えのある絵画が飛び出してきたような人物設定。オフィシャルトレイラーはこちらから。


不思議な映画でした。
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Movies [Movies]

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この数か月に観た映画のあれこれ。いつものように新旧取り混ぜて、ハリウッド映画からヨーロッパものまで色々と楽しみました。

Hacksaw Ridge (2016)
第二次世界大戦、沖縄戦を舞台にした米国兵士Desmond Dossの実話に基づく作品。
自身の信仰を貫くため武器を持たないと宣言した陸軍兵士Dossは救護隊として参戦。激しい戦闘が続く中で仲間達を1人1人救っていくのです。まさに全身を使って。Mel Gibson監督作品のこの映画はキリストの受難を題材にした「Passion」に通じるような凄まじさ。Doss役のAndrew Garfieldは同年「沈黙」にてRodrigues神父を演じており、不思議なつながりも興味深いものがあります。

Passengers (2016)
120年後の世界に飛び立った5258人。途中事故により1人目覚めてしまったJimの取った行動は...
仮装世界ではありながらも人間のドラマがあり、Jennifer Lawrenceが自然で素晴らしい。

On the Way to School (2015)
ケニア、アルゼンチン、モロッコ、インドの子供たちが片道数時間かけて学校まで通うドキュメンタリー。その道は平坦ではなく、途中獣に襲われないか、または足の悪い兄を弟たちが壊れかけた車いすに乗せて通う姿は想像を遥かに超えます。
障害のあるインドの子供が「将来は医者になりたい。そのために勉強するんだ。人間は何もなくして生まれて、何もなく死んでいく。それだけのこと」10歳未満にしてこの言葉を発する精神に脱帽です。

Things to come (2016)、Louder Than Bombs (2015)
Isabelle Huppertの作品を楽しみました。自然体ながらも実力派の彼女。そして力強く、美しい。

Ma ma (2015)
突然の乳がん宣告を受けたMagda。愛する息子との暮らし、偶然に出会ったArturo、彼女を支える医師との関係が温かく切なく語られていく。Penelope Cruz、美しい!

フランス映画には架空の物語とは思えない人生の重みがつづられる作品に多く出会います。
The Measure of a Man (2015)
失業中の工場作業員が苦労して得た警備員の職。職を得るということはいかに難しいか、そして生活のためなら何でもこなせるのか? 現実と人生への選択が迫られてきます。見応えのある作品でした。

Dark Inclusion (2016)
ダイヤモンド職人の息子として生まれたPier。変死した父親に対する叔父への復讐を胸に抱き彼の一族に近づいていく。
冒頭からショッキングな場面に引き込まれ、最後まで緊張が続く作品。

L'Argent (1983)
1枚の500フランの偽札が巡りに廻って真面目な1人の男の運命を惑わせていく。
約30年前のこの作品、当時の雰囲気や人々の服装がレトロな部分も楽しめます。何と言ってもどんでん返しの物語。お金って怖い。

思わぬ楽しさに拍手喝采のSing Street (2016)
アイルランド・ダブリンに住む14歳のConor。言い争いの絶えない両親、学校中退の兄との楽しみは音楽を聴くこと。聴くことから歌を作り始め、学校で出会った友人と共にバンドを結成していく。
最初は大人しい雰囲気のConorが、バンド練習を重ねるごとに自身をつけ、パンクヘア(少しだけ)やメイクをして通学していく様子に大笑い。音楽は人生の友達であり、背中を押してくれるものなんだな、と観終わったあとに爽やかな感動。
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Victoria and Abdul [Movies]

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ヴィクトリア女王に仕えたインド出身イスラム教徒Abdul Karimの実話を元にしたVictoria & Abdul. Victoriaに扮するのはこの人以外には考えられないJudi Dench.

英国領であったインドから女王即位50周年記念に参じたAbdulは女王のお気に召され、イギリスに留まることに。格式高く、由緒ある家柄の人々のみの女王の側近にとって、属国インド出身の人物と同じ屋根の下で働くとは許しがたき事。

コメディな流れの中に、階級を超えた友情が育まれていく様子が何とも微笑ましい。そしていつの時代もどの階級にもあり得る人々の嫉妬、羨み等があからさまに、そして厳しく綴られていく。

女王も1人の人間であるということをJudi Denchは彼女の生きざまそのもののように演じていく。素晴らし女優です。
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Inspired women [Movies]

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NASAに勤務した黒人女性達の実話に基づく”Hidden Figures”. 
偏見、差別と自分1人の力ではどうにも動かせない1960年代のアメリカにおける白人社会の中で彼女達はしなやかに、たくましく根深い人種差別に立ち向かっていきます。その土台は知力。数字、エンジニア、コンピューターとそれぞれの知識を活かしてNASAの研究に貢献していくのです。
知力があるということは何よりも強い。感動の物語でした。

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ディズニー映画が大好きだった私、DVDではなく数々のビデオを買い、何度も何度もその物語と音楽を楽しんだものです。Beauty and the Beastもそのひとつ。何と言ってもAlan Menkenの音楽が素晴らしい。26年ぶりにリメイクで実際の役者が演じるとは、見逃せません。

読書好きのBelleはちょっと風変わりな女の子。村の人気者(自称ね)Gastonが言い寄ってきても「結婚なんてしないわ!」とけんもほろろ。自律した女性なのです。芯の通ったEmma WatsonはまさにBelleにぴたりとハマり役。

26年かぁ...私は自律したかしら?
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The First Monday in May [Movies]

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毎年5月第一月曜日にNew York Metropolitan Museumで開催されるMet Galaはセレブレティ達の注目の的。Vogue編集長Anna Wintourを中心に毎年テーマを決め、それに因んだ展示、インテリアを設定。2016年のテーマは「ガラス越しの中国」。開催までの様子を追ったドキュメンタリー映画「The First Monday in May」。同美術館キュレーターAndrew Boltonと彼のチームの活動はとても興味深い内容。

インテリアや照明に注視すると本来の展示(この場合は衣装)が映えるのか、または印象を弱くし逆効果となるのでは。この展示は西洋人が抱く中国ー王朝、宮廷等古い時代ばかりに注目し、現代中国を現していないのでは? 等様々なディスカッションやインタビューを通して1つの展覧会に携わる時間と労力には圧倒されるものがあります。

Anne Wintourは映画「プラダを着た悪魔」の鬼編集長のイメージとも言われるけれど、リーダーとして極限られた時間内に重要な決断を下すには瞬時の判断力が必要。この映画の中でも「ドラゴン・レディ? 彼女が男性だったらそんなことは言われないでしょう」とコメントあり。私も同感です。

Anneの仕事ぶりは雑誌Vogueの特別9月号編集のドキュメンタリーSeptermber Issueでじっくりと。
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スターバックスのコーヒーを片手に移動をするのがお決まりのようで。

Frantz [Movies]

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François Ozon監督作品「Frantz」

第一次世界大戦でフィアンセFrantzをフランス人兵により殺害されたドイツ女性Annaは悲しみの中、Frantzの両親の元に身を寄せていた。ある日フランスよりFrantzの友人と名乗るAdrienが訪れる。最初はかたくなにフランス人を拒否していたFrantzの両親もAnnaの仲介により次第に心を開いていく。

殆ど全編がモノクロ画像で進むこの作品、第一次世界大戦という未知の時代へ静かに導かれていく。静かなセリフ使い、人々の心の動きが丁寧に綴られ心に染みわたってくる。

Adrienを演ずるのはPierre Niney.彼の出演した「Yves Saint Laurent」は繊細なYvesそのもののようで素晴らしかった。Adrienも心の傷にさいなまされた繊細な人物。これは彼の物語?と思わせるほど。

生きていくことは難しい。だから素晴らしい。

Silence [Movies]

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Where is GOD?

神の存在とは? 信仰とは?
遠藤周作著「沈黙」を元にしたMartin Scorsese監督「Silence」。

遠藤周作と言えば、面白おかしいエッセイばかり読んでいた私、映画の前に初めて読むことに。
日本語特有の執拗な表現に心が痛み、縦書きをじっくりと読めない自分に苛立ち、何とか最後まで読み終えました。

キチジローは30枚の銀貨と引き換えにJesusを裏切ったJudasなのだ。と分かるとJudasはどんな人物だったのか、とJudasに関わる本も読んでみた。

そして映画に。

暗黒の画面のBGMは蝉の声。湿度の高い日本の夏を知っている人ならば、その音は決して美しいものではないということ、振り払っても振り払ってもまとわりつく汗ばんだ皮膚に吸い付くような存在。
冒頭から一気に引き込まれてしまいました。

原作では司祭という立場よりも、生の人間としての悩みにさいなまされるRodriguesの心の動きが語られる。JesusはJudasを如何に放ったのか。

ポルトガル語が全く通じない日本という異国で宣教するということ、宗教の違いよりも文化、慣習の違い、映画では英語でコミュニケーションがとれていたけれど、実際は全く通じなかったことでしょう。

400年以上に起こったキリシタン迫害の事実を世界の人々はどう受け止めるのか。そして宣教によって迫害されてしまった人々と自らの信仰のギャップを埋めるものはあるのか。

映画は厳しくも美しく、最後も美しく祈りが描かれていました。

Movies [Movies]

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この数か月に観た映画。日本行きの機内では観たかったものがズラリと揃っていたので嬉しかった。

Snowden (2016)
元CIA局員のEdward Snowdenが機密情報を英国雑誌「Gueardian」に暴露した事件の詳細を追ったもの。本物のSnowdenはロボットのようにクールで全く悪ぶれない表情だけれど、主役を演じた役者は当人よりもより人間らしかったのが印象的。違法行為は例えどんなに小さなことでも違法。まして国家の機密情報を暴露するとなれば大問題。この映画を見るまでは彼に対して批判的でしたが、映画を見て、CIAの恐るべしデータ情報収集に唖然。個人情報を守ることは不可能という事実に背筋が寒くなりました。

Sully (2016)

2009年1月に発生したUS Airwayのニューヨークハドソン川への不時着水事故をニュースで見た時、乗客全員が無事であったことに拍手喝采を送ったけれど、事件後の機長Chesley Sullenbegerへの調査は彼の判断が的確であったかどうかを詰問する。Tom Hanks、まさにハマり役です。

Moonlight (2016) 第89回アカデミー賞最優秀作品
白人が殆ど登場しないアメリカ映画でアカデミー賞を受賞するというのは、この数年白人主義と批判された選定委員会の思惑に依るとも言われているけれど、人種差別、貧困、ドラッグ、同性愛、とこの映画のテーマはとても重い。救われようのない世界が母から子へ継続されてしまうこと、アメリカ社会の実態でもある。

Manchester by the Sea (2016) 第89回アカデミー賞最優秀男優賞
修理人Lee.癇癪持ちでバー等でもすぐに殴り合いとなってしまう。兄の死によりManchester-by-the-Seaへ移動することになるが、その町は辛い過去があった場所。
生きていくということは喜びも悲しみも全て背負っているという、淡々とした日常では済まされない深い物語が海辺の街に静かに流れていく。

La La Land (2016)
売れないジャズピアニストのSebastianと女優を夢見るMiaの物語がミュージカル仕立てで展開していくLa La Land.Ryan Goslingは自らピアノ演奏もしているのです。心に残るメロディーと明るい色合いのドレス、ダンスシーン。この映画を見ながら思い出したのはCatherine Deneuve主演「Les Demoiselles de Rochefort」。また見たくなりました。

The Dinner (2014) I nostri ragazzi
イタリアのとある街に住む弁護士の兄と小児科医の弟。互いに豊かな暮らしをしているものの彼等はいつも反発し合う間柄。彼等の娘と息子が参加したパーティーの帰り道、ある事件を起こしてしまうことをきっかけに彼等の関係が変化していく。
アメリカ映画とは異なる心理的追及と驚くべきラスト。

Elle (2016)
89回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたIsabelle Huppert演じるMichele.
これは心理的サスペンスでもあるので見てのお楽しみ。それにしても…彼女というかフランス女性はこういう流れが多いのかしらん? 映画からの学びはパンプスを優雅に履きこなすこと。

Inferno (2016)
Dan Brown原作の同著Infernoは、その厚さを見ただけで読む気を失ってしまっていたけれど、2時間ではとても語ることができない物語が盛られているのでしょう。この映画を見て、やはり本を読まねば、と思ってしまいました。

そしてLION (2016)
機内の小さな小さな画面で見たので、再度じっくりと大画面で見たい作品。インド出身の友人達が涙が止まらなかったというのも分かる気がします。

Movies [Movies]

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フラリと気軽に旅をすることは難しいけれど、ほんの数時間見知らぬ世界へ出かけることができる映画。
この数か月観たものをアップします。

The Music of Strangers (2015)
チェリスト、Yo-Yo Maが率いるThe Silk Road Projectは西洋問わず、世界各国のミュージシャンを集めたグループ。楽器演奏だけでなく、夫々の文化、歴史を背負った彼らが融合することの難しさと素晴らしさの共通言語は音楽なのです。

About Elly (2009)
The Past, A Separation と斬新な作品を発表しているAsghar Farhadi監督作品。期待一杯で観ると...
理解しがたい行動をとるSepidehと、彼女を取り巻くこれまた異文化丸出しの彼等に唖然。こんな世界もあるのですね。

Remember (2015)
アウシュビッツ収容所から生き残ったZev. 失われゆく記憶と闘いながら同じ過去を背負う老人ホームの隣人のMaxからの手紙の指示に従って家族を殺害したナチスの生存者を追ってアメリカとカナダを旅する。Zevを演じるのはChristopher Plummer. 実在したZevのような演技が素晴らしい。そして息を飲む結末。

Big Eyes (2014)
1950年代のカリフォルニアにて大きな瞳が特徴的な絵を数々と発表した画家Walter Keane。ところが実際は妻のMargaretが描いたものを自作と偽って発表していたという実話に基づく物語。
Margaretを演じるAmy Adamsを初めて観たのは「Catch Me If You Can」。矯正中の歯を恥ずかしがって口を押えながら笑う、ちょっと頭の弱いBrendaが印象的だった彼女も今では大女優。この作品でも夫に従いつつも勇気を振り絞って裁判に出廷するMargaretをしなやかに演じています。

Saint Amour (2016)
畜産を営む父親と、ダメ息子、彼等の運転手となったパリジャンとのワインをめぐる旅物語。
フランス映画の面白さは、生身の人間をありのままに描いていること。それはハリウッドとは違う、もっと弱くて、身近で、そうなんだよね、と思わずうなづいてしまう人々が沢山登場するのです。でも、そこはフランス、男女あればSEXあり。老いも若きも関係なし。それもまたフランス映画の面白さ。

The Man Who Knew Infinity (2015)
英国領インド・マドラス出身のSrinivasa Ramanujanは学歴もなく貧困と闘う日々。雇用者は彼の数字の強さを見出し会計の仕事を任せる。更に彼の研究発表を出版するように勧め、ケンブリッジ大学の数学者G.H. Hardyへ推薦状を送る。彼に興味を示したHardyからの招待状を受け取った新婚のSrinivasaはインドを離れることを決意。新たな人生が始まる。
イギリスでの生活は決して易しいものではなく、人種、文化の違いとの闘いの日々。それでも研究を止めることなくひたすら数字の世界を極めるSrinivasaは31歳の若さでFellow of the Royal Society―王立協会員に選出されます。

そして3つの愛の物語。
Rust and Bone (2012)
南フランスに暮らすAliは仕事もなく、息子Samと共に姉一家の元へ。警備員として雇われたナイトクラブで出会ったStephanie。イルカの調教師である彼女の突然の事故、そして再会。ぎこちない2人の不思議な関係は続き、そして彼自身も自己挑戦に挑んでいく。人間とは危なっかしくて弱い。それでも人は生きている。
この映画、前にも観たことがある、と数分してから思い出しました。それでも十分楽しみました。

Me Before You (2016)
ずっと観たかったMe Before Youをようやく見ることができました! 評判の高い作品だったけれど、現実離れしたLouのファッションとキャラクターに自分の感度とのギャップを感じてしまいました。

そして何気なく見たA Hologram for the King (2016) が思いのほか心に響いたのです。
Tom Hanks演ずるAlanは不況中に離婚し、家も失ったアメリカ人セールスマン。自社製品をサウジアラビアに売り込みに出かけるのですが...
コメディながらも日々奮闘するAlanに声援を送り、文化のギャップに笑いながらもホッとしたり、と思う存分楽しみました。Me Before Youよりも余程面白かったのは年のせい?

Movies [Movies]

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秋から最近まで観た映画の中からいくつかご紹介。新旧取り混ぜて、アクションからコメディまで。

「Sicario」FBI捜査員のKate(E.Blunt)は麻薬調査のためにメキシコに派遣され、チームと共に職務に就く。どんでん返しの最後に息を飲みました。

Spielberg監督作品「Bridge of Spies」。アメリカ―ソビエトの冷戦時、CIAの依頼によりJ.Donovan (Tom Hanks)はロシア人捕虜の弁護に就く。同時期アメリカ軍パイロットが事故によりソビエト空域に侵入してしまい、捕虜となる。2人の運命はJ.Donovanに託される。
重みのある役作りはやはりT. Hanks.スリリングな内容だけれど、人間味が溢れるのです。

「Danny Collins」かつて数々のヒットを飛ばしたロック歌手Danny Collinsも年老い、過去の栄光を引きずる日々。彼のマネジャーから40年前に書かれたJohn Lennonからの手紙をきっかけに、再起を決意するのだが...
Danny Collinsを演じるのはAl Pacino.ステージ前にメイクアップをし、ドラッグを吸い込み、ウィスキーをグッと飲み込んで本番に臨む姿は強烈な印象。大笑いしながらもホロリとさせられる良い映画でした。

Paul Verhoeven監督作「Tricked」53分の短編ながらも次から次へと思わぬ方向に展開していく不思議な流れに巻き込まれます。複雑な男女関係の展開はヨーロッパ映画ならでは? Trick

どこか外れていて、それでも日々健気に頑張ろうとするBridget Jones。彼女を観る度に「そう、そう!」と共感したのも懐かしい。そんな彼女も43歳。切れ者弁護士のボーイフレンドMarkとの再会、そして突如現れたアメリカ人Jack。妊娠に気づいたBridget、ベビィの父親はどちら?
12年前の前作よりもすっかりカッコよくなったMark(Colin Firth)から目が離せませんでした。

「Genius」作家E. Hemingway, S.Fitzgeraldを見出した名編集者Maxwell Perkinsの実話を元にした作品。Maxは新人作家Thomas Wolfeの作品の出版に合意。問題は5000ページに及ぶ膨大な原稿を最小限300ページにとどめられるか。2人の削除プロジェクトが始まる。
感情を殆ど表さず、クールな印象のMax (これまたColin Firth)とは対照的な熱情的なThomas(Jude Law)とのやり取りが続きます。どちらも名演。天才とはこういう人なのか、とThomasに圧巻。

Woody Allenの映画のBGMは彼の好みのJazzを用いられることが多いのですが、最新作Cafe Societyも映画の冒頭からご機嫌なちょっと古めのJazzのBGMに「ああ、私、この映画好きだわ!」とすっかりハマり体制へ。他の作品ではキツイ印象のKristen Stewartが可愛らしい女性を演じていたのにはビックリ。Dream is dream...

「史上最悪のソプラノ」とまで酷評された歌手Florence Foster Jenkins.父親からの遺産で社交生活を送るとともにレッスンを続けるものの、プロ声楽家とは程遠く、それでも大衆の好奇心を煽り続ける。
76歳の彼女はカーネギー・ホールのリサイタルを決意する。

Florenceを演ずるのはMeryl Streep.この役のために特別な発声法を学んだという彼女の歌いっぷりと、その見事な外れっぷりが素晴らしい。この人、本当に大役者ですね。