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Music for Yoga [Music]



インストラクターによってヨガのクラスはかなり異なります。私の通っているスタジオではBGMを流す人が多いのですが、インドの瞑想的な音楽ばかりではなく、John Lennonの「Imagine」や緩やかなノリのブルース系だったり。Ain't no sunshineもよく流れてきます。

時には好みでない音楽もあるけれど、その場合はポーズに集中して。
レッスンの終わりのshabasana -休息のポーズは体をリラックスさせたいところ。今日流れてきたのはDown to river to pray.



ブルースだけでなく、ゴスペルも使えるのね。心地良い一時でした。
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No. 9 [Music]

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日本の年末イベントのひとつになってしまっているベートーヴェン「第九」。アマチュアからプロまでこぞって演奏会が行われている国とは程遠いバンクーバーでは演奏されることは殆どなし。
友人がコーラスで参加するというので楽しみに出かけました。場所はChan Centre. 程よい大きさのホールは音響がとてもよく、更に期待が増します。
演奏はVancouver Metropolitan Orchestra. 創立15周年を迎える若きオーケストラはエネルギー溢れる指揮者Kenneth Hsiehの下、順調に育っているようです。プロフェッショナルの音楽家が少ないバンクーバーという土地でオーケストラを運営していくことは並大抵のことではないでしょう。

さて、演奏が始まりました。1楽章が終わると拍手... ああ、この場面、以前にもバンクーバーで体験しました。笑。楽章毎の拍手で音楽の流れはバッサリと切られ、指揮者、演奏者達にとっても不意打ちのダメージ。
更に2楽章が終わってもパラパラと拍手。流石に3楽章から4楽章へはポーズを置かず繋げてくれたのがせめてもの救い。いい意味での緊張感は最後まで保たれるほうが心地良いのです。

コントラバス、チェロから「歓喜の歌」のメロディが静かに始まると、来た、来た!!! と身を乗り出してしまいました。チェロからバイオリン、木管楽器へと繋がり、ティンパニと共に高らかな金管楽器に繋がる美しさ。ああ、ライブって素晴らしい!

劇的なエンディングに観客も総立ち。爽やかな感動の午後でした。
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Der Rosenkavalier - MET HD LIVE [Music]

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2016-17 Metropolitan Opera HD LIVEの最後を飾るのはR. Strauss作「Der Rosenkavalier」バラの騎士。
主役の元帥夫人を演じるのはアメリカ出身ソプラノ歌手Renee Fleming。先日オペラ出演を引退すると表明した彼女の最後の出演。若き17歳の愛人Octavianとの時間を楽しみながらも、時の流れを止めることはできない、と自分の年齢を重ねる元帥夫人の姿はMETの観客達には彼女自身のオペラ界での経歴にも重なり温かい拍手を送る様子が画面を通して伝わってきます。

愛人Octavian役はメゾソプラノ歌手Elīna Garanča。こんなに美しい美少年だったら愛人にしたい気持ちも分かる気がします 笑。
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明日か来週かわからないけれど、将来貴方は私から去っていくのよ、と予言した元帥夫人。
強烈なキャラクターの従弟Baron Ochs将軍の将来の妻Sophieに銀のバラを届ける役を仰せつかったOctavianは彼女に一目惚れ。愛する元帥夫人をコロリと忘れてSophieに惹かれてしまうのです。

オペラ原作は1740年代のウィーンが舞台。ところが今回は第一次世界大戦時に時代を映し、出演者のコスチュームもベルエポック調。第2幕ではステージ中央に巨大な砲台が登場。更に第3幕は退廃的な売春宿となり、原作の雰囲気をぶち壊していました。新たな演出は必要だけれど、観客の好みに合うかどうかは別問題。

オペラ引退について「ベストのタイミングを選んだ」と幕間のインタビューに答えるReneeに納得。
Reneeはオペラ以外にもロックアルバムを発表したり、ミュージカルにも主演したりと多彩に活躍してます。今後はリサイタルを含めて様々な場面で活動をしていくようです。

カーテンコールは観客総立ちでした。

Richard Strauss: Der Rosenkavalier
Conductor: Sebastian Weigle
Marschallin: Renee Fleming
Octavian: Elina Garanca
Sophie: Erin Morley
Baron Ochs: Gunther Groissbock
A Singer: Matthew Polenzani

EUGENE ONEGIN - MET HD LIVE [Music]

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本日のMET HD LIVEはチャイコフスキー作曲「Eugene Onegin」。4年前にもヒロインTatianaを歌ったAnna Netrebkoが再び。

第1幕
舞台はロシアの農村。女主人には陽気なOlgaと物静かな読書好きのTatianaの2人の娘がいる。彼女たちはまだ見ぬ恋に想いを馳せている。そこへ彼等と親しい幼馴染のLenskiが新たな隣人Oneginとともに現れる。OlgaとLenskiは恋する間柄。夢見がちなTatianaの心に火をつけたOnegin. 彼女は眠ることもできない程彼に恋してしまうのです。
熱い思いを綴った手紙を乳母の孫を通じてOneginに届けさせたTatiana.ところが手紙を受け取った彼は
けんもほろろに「妹への愛としか思えない」と彼女を拒みます。

素朴な田舎娘Tatianaが初めてOneginと会った喜びと熱い思いを表現するAnnaは体当たりの演技。HD LIVEならではの表情がクローズアップされ、頬が紅潮していく様子を目の当たりにできます。

第2幕
ある日彼女達の家で開かれたパーティーにLenskiと共に参加したOnegin.ゴシップばかりでくだらない、と退屈な彼はOlgaをダンスに誘う。誘われるがままに彼と踊るOlgaにLenskiは嫉妬を抱き、最後には決闘を申し込む。そして悲しい結末に。

第3幕
5年後のSt. Petersburg. 友人であったLenskiを殺してしまった罪悪感を振り切るかのように数年間ヨーロッパ各地を放浪していたOneginがロシアに戻り、Prince Greminの舞踏会に参加する。女性達が「見て、Princess Greminの美しさと言ったら!」とささやいているのに目を止めると、そこにいたのはTatiana.Prince Greminは「私の若さと希望をつなげている愛する妻」のTatianaをOneginに紹介する。
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田舎娘から自信に満ち、洗練された女性となったTatianaにOneginは打ちのめされる。そう、恋に堕ちてしまうのです。

Oneginの熱い想いにTatianaは「あの時あなたは私の愛を拒んだ。どうして今愛しているというの?
私が裕福になったから? 私の夫の財産が目当て?」と詰め寄ります。
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彼を愛している、と言葉にはするものの、結婚した身となり、夫への忠誠心からOneginへ永遠の別れを告げるのです。

素朴な少女から洗練された女性への変身が見事なAnna.そして彼女を心の底から愛するGreminを演ずるStephan Kocanの歌声が素晴らしかったです。
前回観た時はAnna Netrebkoの歌と演技ばかりに目が行ってしまったけれど、今回はOneginの複雑な心に感銘しました。
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愛はタイミングなのです。

Pyotr Tchaikovsky EUGENE ONEGIN
Conductor: Robin Ticciati
Tatiana: Anna Netrebko
Olga: Elena Maximova
Lenski: Alexy Dolgov
Onegin: Peter Mattei
Gremin: Stefan Kocan

IDOMENEO - MET HD LIVE [Music]

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トロイア戦争後のクレタ島を舞台にしたモーツァルト作曲オペラ「Idomeneo」。24歳で書かれたというのだからやっぱり彼は天才! 躍動感溢れる序曲を巧みに操るのは巨匠James Levine。

クレタの王Idomeneoは難破船から海岸にたどり着き、生き残ることができたら海岸で最初に会った者を海神ネプチューンへ生贄として捧げると誓う。遠くから近づいてきた若者は何と息子のIdamanteだった...

トロイアの王女Iliaは捕虜の身。Idamanteは彼女に愛を告げるが、彼に想いを寄せているElettraは彼を奪われぬようにと嫉妬に狂う。Elettra役のElza van den Heeverのコントロールされた美しい声と表現力は素晴らしかったです。
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息子の命を守るために、彼を追放し、別の生贄を捧げるように企むIdomeno.そうとも知らない息子のIdomandeはどうして自分が遠ざけられるのかと悩む。父親であり王であるIdomeneoの歌声は深く心に響きます。
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METHD Liveの見どころは幕間の歌手達へのインタビュー。彼等の云う通り、モーツァルトのオペラは音楽の美しさだけでなく、心理劇要素が多く含まれるので演ずるのも感情的になると。
時にオペラは不可解な話の展開も多いけれど、この作品はあらすじを読まなくとも歌詞が全てを物語っているので理解しやすいです。

最期はハッピーエンドとなるのか? 決死の場面、思わず神に祈ってしまいました。

Mozart "IDOMENEO"
Conductor: James Levine
Idomeno: Matthew Polenzani
Idamante: Alice Coote
Ilia: Nadine Sierra
Elettra: Elza van den Heever

Nabucco - MET HD LIVE [Music]

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ヴェルディの3作目のオペラ「Nabucco」。旧約聖書に基づいバビロニアの滅亡、エホバ神への信仰、そして愛をテーマにした物語。今日のMET HD LIVEは1月に放映されたもののアンコール。ダウンタウンの映画館はほぼ満席。
見どころは音楽だけでなく、329回目の共演という指揮者のJames Levine(73歳)とNabuccoを演ずるPracido Domingo(76歳)。METの観衆の温かい拍手に期待が高まります。

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約3時間の大曲。途中休憩はあるものの、演奏者にはかなりの労力がかかります。そんなことも感じさせない御大お二人、幕間のインタビューでは共にオペラの楽しさ、難しさ、そして内から表現することの素晴らしさを語っていました。

このオペラではヘブライ人が祖国への想いを歌う「Va, pensiero, sullia'i dorate」が有名。イタリアの第2国歌ともいわれて親しまれているのです。


James Levine,観客に応えてアンコール演奏してくれました。

かつては名テノール歌手として活躍したPracido Domingo,近年では音域を変えてバリトンを歌っています。第3幕で歌われる捕虜の身となったNabucco「Oh, what shame must my old head suffer」は渾身の歌いこみでした。

オペラ歌手との出会いは彼等の全盛期の時代を共に過ごせるかによって次々と入れ替わります。
20年ほど前にMETで彼の生演奏を聴いて鳥肌が立ったのを思い出します。そして今も尚熟成された魅力で観客を引き付けるPracido Domingoを観ることができたことに感謝です。

Giuseppe Verdi "NABUCCO"
Conductor:James Levine
Nabucco: Pracido Domingo
Abigaille"Liudmyla Monastyrska
Fenena: Jamie Barton
Ismaele: Russell Thomas
Zaccaria: Dmitry Belosselskiy

Violin night [Music]

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Vancouver Symphony Orchestraのコンサート。今夜の曲目は
Wagner: The Flying Dutchman Overture
Shostakovich: Violin Concerto No. 1 in A minor
Rachmaninoff: Symphonic Dances

「さまよえるオランダ人」序曲。濃厚なワーグナー特有のハーモニーは軽やかに演奏されて開幕。
次はヴァイオリニストSimone Lamsmaの登場です。重く、暗く、思い詰めたようなメロディーが展開される1楽章。観客もかなりのテンション。季節柄か咳をする人があちらこちらに。そして楽章が終わるや否や一斉に咳の大合唱。更に拍手まで。笑。
超絶技巧が続く2楽章。終わるや否やまたまた大拍手。
そして3楽章。ピアニッシモで奏でられるカデンツァの途中で小さな子供が親に何か話しかけている声が。超絶技巧のフィニッシュで会場は総立ち。素晴らしいヴァイオリンでした。

この夜は余りにも寒かったので最後の曲は聞かずに帰りました。道々考えたこと、バンクーバーの人々、どうして1楽章毎に拍手しちゃうんでしょう。 笑。
日本ではコンサートホールに託児所サービスがあったり、「就学前のお子様はお断り」と通知しているコンサートもありますが、バンクーバーは特になし。なので小さな子供達もコンサートにやってきます。でもショスタコーヴィッチは楽しめないだろうな。

Don Giovanni - MET HD LIVE [Music]

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映画館で楽しめるMetropolitan Opera live、Mozart "Don Giovanni”。1000人も及ぶ女性達の心をつかみ、もてはやすジゴロのDon Giovanni. 今日は英国出身のバリトンSimon Keenlysideが歌い上げていきます。
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幕間のインタビューでは「性別、宗教、モラルを超えた動物的野性溢れるこの作品はすごいよ!」と熱く語るKeenlyside. 舞台でもかなりワイルド。ハンサムジゴロ、というよりちょいワル親父っぽさが溢れていました(笑)。

モーツアルトのアリアが色々な場面でいつの間にか耳にしていることが多く、今日も「あ、この歌知ってる!」と発見がいくつかあって嬉しくなりました。
結婚式の日にDon Giovanniに言い寄られそうになった新婦Zerlinaはとても初々しく、誤って父親を殺されたDonna Annaのソプラノはたっぷりとした声量で会場を魅了。そして最期に大物Commendatoreが「Don Giovanni! 」と地獄の底から響くような声で登場。韓国出身のKwangchul Youn、素晴らしかったです。


Mozart: Don Giovanni
Don Giovanni: Simon Keenlyside
Donna Anna: Hibla Gerzmava
Donna Elvira: Malin Bystrom
Zerlina: Serena Malfi
Don Ottavio: Paul Appleby
Leporello: Adam Plachetka
The Commendatore: Kwangchul Youn

Sound of ocean [Music]

金曜よりバンクーバー近辺は台風に見舞われ、私の住む市では倒れた木に打たれて15歳の少年が亡くなってしまうという事故が発生。何だか穏やかではない天気です。コンサートのチケットを購入したものの、行くかどうか...ようやく重い腰を上げて出かけたVancouver Symphony Orchestra. 

この日は女性指揮者Karina Canallakisのタクトによる演奏です。
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Mozart: The Magic Flute Overture

細かく速いパッセージが続く「魔笛」。以前ホルンアンサンブルで演奏したことがあるけれど、舌がもつれそうなタンギングに苦労したっけ。Canallakis氏のシャープで軽やかな指揮にオーケストラも流れるような演奏でした。

そしてKaren Gomyoのヴァイオリン、Berg: Violin Concerto
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綺麗な人だな、ドレスだな、なんて余計なことに気を取られているうちに演奏が始まりました。
オーストリア出身の作曲家Berg.プログラムの解説を読んでいるうちに彼のオペラ「Lulu」と観たことを思い出しました。さて、コンチェルトはいかに?
Karenの集中した演奏は聴衆の緊張も伴っていきます。どこで終わるのか、次は救われるメロディーなのか、とくつろげない音楽に心は全く寄り添っていきません。それでも名器ストラディバリウスの響きはやっぱり美しかった。特に最後の高音ppは一筋の糸がピンと空まで届くようでした。

休憩をはさんでの後半はラフマニノフ、交響曲第2番 だったのですが約60分の大曲、終演後に強風の影響でスカイトレイン運転停止、なんてことになったら家にたどり着けないので聞かずに帰りました。
ああ残念。

Electra [Music]

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ギリシア王の娘Electraは父王を殺害した母親とその愛人に復讐するべく決死の様相。リヒャルト・ストラウス作曲オペラ「Electra」は2015-16MET HD liveシーズン最後を飾る作品。

ギリシアが舞台といっても今回の演出は現代版。ドレスではなく、暗い色合いのパンツとシャツ、素足で歌い始めるElectraは異様な雰囲気。休憩なしの約2時間の緊張感が会場に広がります。

ソプラノ歌手には柔らかい声から激しく歌い上げる声まで種類があるけれど、Electraはドラマティックを越えたHeavy Dramaticと言われる特別な声が必要とされます。パワフルな声量を持続させ、劇的な感情表現をコントロールすることが必要とされ、新人の若い歌手には歌いこなせないもの。
Electra役のNina Stemmeは声量もさることながら狂気に満ちた表現と歌声は聞く人々をぐいぐいと引き込んでいく力は魅力というより魔力。
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長く離れていた兄Orestが復讐のために戻り、再会した2人。そして復讐を成し遂げた喜びのダンスを踊るElectraは狂喜のさなかに。

人間の感情の起伏、脅威、驚愕、歓喜を生々しく、そして美しいシュトラウスの音楽が物語の凄まじさとは対照的に、そして劇的に盛り上げていくのが何とも素晴らしかった。

Richard Strauss "ELECTRA"

Conductor: Esa-Pekka Salonen
Electra: Nina Stemme
Orest: Eric Owens