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Messiah [Music]

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アートイベントが少ないバンクーバーでも11月から12月は地元の教会の讃美歌隊からプロまで様々なコンサートが目白押し。Vancouver Bach ChoirのMessiarに行ってきました。

ヘンデル作曲「メサイア」は聖書から歌詞を取った宗教曲。合唱、独唱曲で構成されています。
ダウンタウンのOrpheum Teatreのステージはポインセチアが飾られ、ピンクの照明で明るい雰囲気。
実は全曲を聴くのは今日が初めて。期待が高まります。

爽やかな合唱の響き、そして個性あるソロの人々。それぞれの曲は短いけれどVancouver Symphony Orchestraの演奏に合わせて豊かに流れていきます。小編成のオーケストラはいつもの響きよりもより洗練された美しさ。トランペットのソロは天から降ってくるような輝きで素晴らしかった。

そして有名な「ハレルヤコーラス」になると観客全員が立ち上がりました。ええっ?とわけのわからないまま立ち上がる私。これは神を讃える印なんだな、と聴きながら感動。観客の人々が曲を知っているという雰囲気が伝わってきて実り多き時間でした。

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Happy moment [Music]



様々なミュージシャンを招いてのCarpool Karaoke,ホストのJames Cordenのキャラクターと彼のハーモニー力も楽しみのひとつ。

最新ビデオはKelly Clarkson.近所のお姉さんのような温かさとダイナミックな歌唱力が楽しめます。

Have fun!
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Jersey Boys [Music]

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ブロードウェイミュージカルがバンクーバーにやってきました。1960年代に大ヒットを飛ばしたグループFour Seasonsの物語。オペラは長時間、更に話の展開がややこしいものもあるので、ある程度予習することもあるけれど、ミュージカルは真っ新な状態で楽しむのが一番。話と音楽の面白さを楽しんでいると「Sherry」の曲。あ、これ知っている! えっ、実話だったの? とここで気づいた私 笑。更に面白くなってきました。

家族と離れ、忙しく米国ツアーに明け暮れる彼等、華やいだ世界の裏側がお馴染みのナンバーと共に展開していきます。

バンクーバーの観客は反応が良いので、面白いセリフには大笑い、お馴染みの曲が出てくると大歓声、と大いに盛り上がっていました。休憩時の女性トイレも笑顔の人々で大賑わい 笑。

行ってよかった! と大満足の公演でした。
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Listen to music [Music]

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Vancouver Symphony Orchestraのコンサートに行ってきました。数回チケットを購入していると、演奏会の数週間前に「XX日のコンサート、$20!」と半額以下のオファーが来ることがあります。都合と聴きたいメニューが合えばとってもお得。この日もとても良い席のチケットを得ることができました。

18年に亘ってこのオーケストラの音楽監督を務めるBramwell Tovey指揮のこの日の曲目は
Jennifer Higdon "Percussion Concerto"
Shostakovich "Symphony No. 10"

スコットランド出身のEvelyn Glennieは世界初のパーカッショ二スト。12歳にて聴力を失った彼女は1つ1つの楽器と語り合うように時には優しく、そして激しく奏でていきます。日曜午後のホールはシニア層が多く、おそらく彼等の殆どは現代音楽に??と首を傾げ、彼女が聴力がない、ということを知らない様子。というのもそんなハンディは全く感じさせないエネルギッシュな演奏だから。

聴力を失った彼女は体の別の部位で音を感じるように訓練したそうです。人間の能力とは未知の世界があるものですね。本当に素晴らしい演奏でした。

休憩をはさんでショスタコーヴィチ「交響曲第10番」重厚で暗いメロディが続いていきます。久しぶりにファゴットやコントラファゴットの音色をたっぷりと楽しみました。元ホルン吹きとしてはやっぱり管楽器が耳につくのです。ホルンも素晴らしかった。
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Music for Yoga [Music]



インストラクターによってヨガのクラスはかなり異なります。私の通っているスタジオではBGMを流す人が多いのですが、インドの瞑想的な音楽ばかりではなく、John Lennonの「Imagine」や緩やかなノリのブルース系だったり。Ain't no sunshineもよく流れてきます。

時には好みでない音楽もあるけれど、その場合はポーズに集中して。
レッスンの終わりのshabasana -休息のポーズは体をリラックスさせたいところ。今日流れてきたのはDown to river to pray.



ブルースだけでなく、ゴスペルも使えるのね。心地良い一時でした。
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No. 9 [Music]

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日本の年末イベントのひとつになってしまっているベートーヴェン「第九」。アマチュアからプロまでこぞって演奏会が行われている国とは程遠いバンクーバーでは演奏されることは殆どなし。
友人がコーラスで参加するというので楽しみに出かけました。場所はChan Centre. 程よい大きさのホールは音響がとてもよく、更に期待が増します。
演奏はVancouver Metropolitan Orchestra. 創立15周年を迎える若きオーケストラはエネルギー溢れる指揮者Kenneth Hsiehの下、順調に育っているようです。プロフェッショナルの音楽家が少ないバンクーバーという土地でオーケストラを運営していくことは並大抵のことではないでしょう。

さて、演奏が始まりました。1楽章が終わると拍手... ああ、この場面、以前にもバンクーバーで体験しました。笑。楽章毎の拍手で音楽の流れはバッサリと切られ、指揮者、演奏者達にとっても不意打ちのダメージ。
更に2楽章が終わってもパラパラと拍手。流石に3楽章から4楽章へはポーズを置かず繋げてくれたのがせめてもの救い。いい意味での緊張感は最後まで保たれるほうが心地良いのです。

コントラバス、チェロから「歓喜の歌」のメロディが静かに始まると、来た、来た!!! と身を乗り出してしまいました。チェロからバイオリン、木管楽器へと繋がり、ティンパニと共に高らかな金管楽器に繋がる美しさ。ああ、ライブって素晴らしい!

劇的なエンディングに観客も総立ち。爽やかな感動の午後でした。
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Der Rosenkavalier - MET HD LIVE [Music]

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2016-17 Metropolitan Opera HD LIVEの最後を飾るのはR. Strauss作「Der Rosenkavalier」バラの騎士。
主役の元帥夫人を演じるのはアメリカ出身ソプラノ歌手Renee Fleming。先日オペラ出演を引退すると表明した彼女の最後の出演。若き17歳の愛人Octavianとの時間を楽しみながらも、時の流れを止めることはできない、と自分の年齢を重ねる元帥夫人の姿はMETの観客達には彼女自身のオペラ界での経歴にも重なり温かい拍手を送る様子が画面を通して伝わってきます。

愛人Octavian役はメゾソプラノ歌手Elīna Garanča。こんなに美しい美少年だったら愛人にしたい気持ちも分かる気がします 笑。
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明日か来週かわからないけれど、将来貴方は私から去っていくのよ、と予言した元帥夫人。
強烈なキャラクターの従弟Baron Ochs将軍の将来の妻Sophieに銀のバラを届ける役を仰せつかったOctavianは彼女に一目惚れ。愛する元帥夫人をコロリと忘れてSophieに惹かれてしまうのです。

オペラ原作は1740年代のウィーンが舞台。ところが今回は第一次世界大戦時に時代を映し、出演者のコスチュームもベルエポック調。第2幕ではステージ中央に巨大な砲台が登場。更に第3幕は退廃的な売春宿となり、原作の雰囲気をぶち壊していました。新たな演出は必要だけれど、観客の好みに合うかどうかは別問題。

オペラ引退について「ベストのタイミングを選んだ」と幕間のインタビューに答えるReneeに納得。
Reneeはオペラ以外にもロックアルバムを発表したり、ミュージカルにも主演したりと多彩に活躍してます。今後はリサイタルを含めて様々な場面で活動をしていくようです。

カーテンコールは観客総立ちでした。

Richard Strauss: Der Rosenkavalier
Conductor: Sebastian Weigle
Marschallin: Renee Fleming
Octavian: Elina Garanca
Sophie: Erin Morley
Baron Ochs: Gunther Groissbock
A Singer: Matthew Polenzani

EUGENE ONEGIN - MET HD LIVE [Music]

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本日のMET HD LIVEはチャイコフスキー作曲「Eugene Onegin」。4年前にもヒロインTatianaを歌ったAnna Netrebkoが再び。

第1幕
舞台はロシアの農村。女主人には陽気なOlgaと物静かな読書好きのTatianaの2人の娘がいる。彼女たちはまだ見ぬ恋に想いを馳せている。そこへ彼等と親しい幼馴染のLenskiが新たな隣人Oneginとともに現れる。OlgaとLenskiは恋する間柄。夢見がちなTatianaの心に火をつけたOnegin. 彼女は眠ることもできない程彼に恋してしまうのです。
熱い思いを綴った手紙を乳母の孫を通じてOneginに届けさせたTatiana.ところが手紙を受け取った彼は
けんもほろろに「妹への愛としか思えない」と彼女を拒みます。

素朴な田舎娘Tatianaが初めてOneginと会った喜びと熱い思いを表現するAnnaは体当たりの演技。HD LIVEならではの表情がクローズアップされ、頬が紅潮していく様子を目の当たりにできます。

第2幕
ある日彼女達の家で開かれたパーティーにLenskiと共に参加したOnegin.ゴシップばかりでくだらない、と退屈な彼はOlgaをダンスに誘う。誘われるがままに彼と踊るOlgaにLenskiは嫉妬を抱き、最後には決闘を申し込む。そして悲しい結末に。

第3幕
5年後のSt. Petersburg. 友人であったLenskiを殺してしまった罪悪感を振り切るかのように数年間ヨーロッパ各地を放浪していたOneginがロシアに戻り、Prince Greminの舞踏会に参加する。女性達が「見て、Princess Greminの美しさと言ったら!」とささやいているのに目を止めると、そこにいたのはTatiana.Prince Greminは「私の若さと希望をつなげている愛する妻」のTatianaをOneginに紹介する。
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田舎娘から自信に満ち、洗練された女性となったTatianaにOneginは打ちのめされる。そう、恋に堕ちてしまうのです。

Oneginの熱い想いにTatianaは「あの時あなたは私の愛を拒んだ。どうして今愛しているというの?
私が裕福になったから? 私の夫の財産が目当て?」と詰め寄ります。
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彼を愛している、と言葉にはするものの、結婚した身となり、夫への忠誠心からOneginへ永遠の別れを告げるのです。

素朴な少女から洗練された女性への変身が見事なAnna.そして彼女を心の底から愛するGreminを演ずるStephan Kocanの歌声が素晴らしかったです。
前回観た時はAnna Netrebkoの歌と演技ばかりに目が行ってしまったけれど、今回はOneginの複雑な心に感銘しました。
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愛はタイミングなのです。

Pyotr Tchaikovsky EUGENE ONEGIN
Conductor: Robin Ticciati
Tatiana: Anna Netrebko
Olga: Elena Maximova
Lenski: Alexy Dolgov
Onegin: Peter Mattei
Gremin: Stefan Kocan

IDOMENEO - MET HD LIVE [Music]

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トロイア戦争後のクレタ島を舞台にしたモーツァルト作曲オペラ「Idomeneo」。24歳で書かれたというのだからやっぱり彼は天才! 躍動感溢れる序曲を巧みに操るのは巨匠James Levine。

クレタの王Idomeneoは難破船から海岸にたどり着き、生き残ることができたら海岸で最初に会った者を海神ネプチューンへ生贄として捧げると誓う。遠くから近づいてきた若者は何と息子のIdamanteだった...

トロイアの王女Iliaは捕虜の身。Idamanteは彼女に愛を告げるが、彼に想いを寄せているElettraは彼を奪われぬようにと嫉妬に狂う。Elettra役のElza van den Heeverのコントロールされた美しい声と表現力は素晴らしかったです。
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息子の命を守るために、彼を追放し、別の生贄を捧げるように企むIdomeno.そうとも知らない息子のIdomandeはどうして自分が遠ざけられるのかと悩む。父親であり王であるIdomeneoの歌声は深く心に響きます。
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METHD Liveの見どころは幕間の歌手達へのインタビュー。彼等の云う通り、モーツァルトのオペラは音楽の美しさだけでなく、心理劇要素が多く含まれるので演ずるのも感情的になると。
時にオペラは不可解な話の展開も多いけれど、この作品はあらすじを読まなくとも歌詞が全てを物語っているので理解しやすいです。

最期はハッピーエンドとなるのか? 決死の場面、思わず神に祈ってしまいました。

Mozart "IDOMENEO"
Conductor: James Levine
Idomeno: Matthew Polenzani
Idamante: Alice Coote
Ilia: Nadine Sierra
Elettra: Elza van den Heever

Nabucco - MET HD LIVE [Music]

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ヴェルディの3作目のオペラ「Nabucco」。旧約聖書に基づいバビロニアの滅亡、エホバ神への信仰、そして愛をテーマにした物語。今日のMET HD LIVEは1月に放映されたもののアンコール。ダウンタウンの映画館はほぼ満席。
見どころは音楽だけでなく、329回目の共演という指揮者のJames Levine(73歳)とNabuccoを演ずるPracido Domingo(76歳)。METの観衆の温かい拍手に期待が高まります。

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約3時間の大曲。途中休憩はあるものの、演奏者にはかなりの労力がかかります。そんなことも感じさせない御大お二人、幕間のインタビューでは共にオペラの楽しさ、難しさ、そして内から表現することの素晴らしさを語っていました。

このオペラではヘブライ人が祖国への想いを歌う「Va, pensiero, sullia'i dorate」が有名。イタリアの第2国歌ともいわれて親しまれているのです。


James Levine,観客に応えてアンコール演奏してくれました。

かつては名テノール歌手として活躍したPracido Domingo,近年では音域を変えてバリトンを歌っています。第3幕で歌われる捕虜の身となったNabucco「Oh, what shame must my old head suffer」は渾身の歌いこみでした。

オペラ歌手との出会いは彼等の全盛期の時代を共に過ごせるかによって次々と入れ替わります。
20年ほど前にMETで彼の生演奏を聴いて鳥肌が立ったのを思い出します。そして今も尚熟成された魅力で観客を引き付けるPracido Domingoを観ることができたことに感謝です。

Giuseppe Verdi "NABUCCO"
Conductor:James Levine
Nabucco: Pracido Domingo
Abigaille"Liudmyla Monastyrska
Fenena: Jamie Barton
Ismaele: Russell Thomas
Zaccaria: Dmitry Belosselskiy